2016年10月22日
住宅ローンの基礎知識 #10 ボーナス併用返済の落とし穴 美しい珍客
住宅ローンアドバイザー 福永義浩 (*^-^*)
今回は、『ボーナス併用返済の落とし穴』について考えてみました
具体的な例を出して考えることにします
借入額を2,000万円
返済期間20年
金利3%
元利均等返済とします
《前々回に元利均等返済についてはブログしてありモス (*^^)v 》
そうすると、毎月の返済額は110,920円となります 私にとっては厳しい数字です
総返済額は26,620,483円 約2,662万円 利息は6,620,483円 約662万円です
今度はボーナス返済を活用したらどうなるかを考えてみましょう
返済期間20年
金利3%
元利均等返済は変わらず一緒とします
毎月の返済分として、借入額1,200万円
ボーナス分として借入額800万円に分けて考えてみます
まず、借入額1,200万円では
毎月の返済額は66,552円 これなら、なんとかなりそうな気がしてきますね
総返済額は15,972,225円 約1,597万円 利息は3,972,225円 約397万円です
次はボーナス分800万円を考えてみましょう
毎回の返済額は267,417円 ボーナス払いの月は毎月分と重なりますので合計333,969円となります
ボーナスが突然無くなると、こりゃ大変な金額ですね
そして、総返済額は10,696,658円 約1,069万円 利息は2,696,658円 約269万円です
利息を見てみますと
借入額2,000万円では、約662万円
ボーナス併用返済では、約397万円+約269万円=約666万円
利息はほとんど変わりが無いようですね
昔 6 6 6 のホラー映画がありましたね
オーメンでしたっけ?
ところで、今回のお題はボーナス併用返済の落とし穴としました
さて、どこに落とし穴があるのでしょうか?
今回は借入額2,000万円で考えてみましたね
もしも
毎月の返済額だけに気をとらわれてしまうと
110,920円に比べて66,552円だとなんとかやっていけそうな気がしてきます
しかし、ボーナス併用返済の支払い月は333,969円なのです
この金額を《スルー》見落としてはならないのです
ボーナスは増えることもあれば、減ることもあり得るわけですからね
もし、支払いが滞るとしたら・・・
さて、皆さんならどうしますか?
このリスクをしっかりとクライアントに伝えなければアドバイスにはなりません
ボーナスは臨時収入と考えた資産計画が望ましいのです
将来的に家計を圧迫する可能性《リスク》があるなら
ボーナス併用返済に頼らないプランも選択肢として考えなければなりません
返済期間を長めにとると利息が増えてしまうリスクがありますが
しかし現在の生活状況を鑑みると
毎月の返済額を抑え少し返済期間を長めにする
そして、貯蓄する余裕があるときに繰上返済を検討するということも選択肢の一つとなり得るのです
各金融機関によっては名称及び詳細について異なる場合がございます
また、1円未満の端数処理等により金額に多少の誤差があることを ご了承下さい
今日はこの辺で失礼致します m(_ _)m
事務所のガラスに美しい訪問者がひっついておりました
きれいな緑色したカエルくんです
なんていうカエルなんでしょうかね?
フラッシュライトでさらに神秘的な色合い
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奄美いいとこ一度はおいで、福永不動産いいとこ? 一度はおいで (*^o^*)
Posted by コブシメ at 11:01│Comments(0)